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2026/10/05

頭痛薬が手放せない方へ。緊張型頭痛と片頭痛の見分け方と整体の効果

「頭痛がすると、いつも頭痛薬を飲んでいる」
「肩や首がこると頭が重くなる」
「ズキズキする頭痛があり、光や音がつらい」

このような頭痛でお悩みではありませんか?

頭痛にはさまざまな種類がありますが、代表的なものとして緊張型頭痛と片頭痛があります。

この2つは痛み方や症状が異なるため、自分の頭痛の特徴を知っておくことが大切です。

今回は、国際頭痛分類(ICHD-3)の診断基準をもとに、緊張型頭痛と片頭痛の違い、そして整体でできることについて解説します。

緊張型頭痛と片頭痛の見分け方

まずは、それぞれに特徴的な症状を比較してみましょう。

  緊張型頭痛 片頭痛
痛み方 締め付けられる・圧迫される ズキズキ・ドクンドクンすることが多い
痛む場所 両側に出ることが多い 片側が多いが、両側の場合もある
痛みの強さ 軽度~中等度 中等度~重度
体を動かすと 悪化しにくい 悪化しやすい
吐き気・嘔吐 基本的にない 吐き気・嘔吐を伴うことがある
光・音 光または音が気になることはある 光と音の両方がつらくなることがある
首・肩のこり 伴うことがある 発作の前後に伴うこともある

国際頭痛分類(ICHD-3)では、緊張型頭痛は「両側性」「圧迫・締め付けるような痛み」「軽度~中等度」「日常的な身体活動で悪化しない」などが重要な特徴とされています。また、吐き気や嘔吐は基本的に認めず、光過敏・音過敏も通常はどちらか一方までとされています。

一方、片頭痛では、4~72時間続く頭痛で、片側性、拍動性、中等度~重度、日常的な身体活動によって悪化することなどが診断上の重要な特徴です。

さらに、吐き気・嘔吐、光過敏、音過敏などを伴うことがあります。

ただし、「片側なら片頭痛」「両側なら緊張型」と単純に判断することはできません。

実際には、緊張型頭痛と片頭痛が同じ人に存在することもあります。ICHD-3でも、両者が併存するケースがあることが記載されています。

「片頭痛は血管が広がるから痛い」は正しい?

片頭痛について、以前は「脳の血管が拡張することで痛みが起こる」という血管説が広く知られていました。

しかし、現在ではそれだけでは片頭痛を説明できないことが分かっています。

片頭痛では、三叉神経血管系が重要な役割を果たしており、その過程で**CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)**などの神経ペプチドが関与すると考えられています。CGRPは血管を拡張させる作用を持ちますが、現在の研究では「血管拡張そのものが片頭痛の唯一の原因」という考え方ではありません。

そのため、

「片頭痛=血管が広がる」

とだけ説明するのは、現在の医学的な理解としては不十分です。

また、緊張型頭痛についても、

「血管が収縮して起こる頭痛」

と単純に説明することはできません。

緊張型頭痛では、頭部周辺の筋肉や筋膜などからの痛みの入力、末梢・中枢の痛みの感受性の変化など、複数の要因が関係すると考えられています。

つまり、現在は「血管が広がる・縮む」という一つの違いだけで、緊張型頭痛と片頭痛を説明するのではなく、神経系・血管・筋肉などが複雑に関係していると考えるのが適切です。

頭痛薬が手放せない場合は注意が必要

頭痛が起こるたびに薬を飲むことで、一時的に症状が楽になることがあります。

しかし、頭痛が頻繁に起こり、鎮痛薬などを繰り返し使用している場合には、**薬剤の使用過多によって頭痛が慢性化する「薬物乱用頭痛(薬剤の使用過多による頭痛)」**にも注意が必要です。

「頭痛薬を飲む回数が以前より増えた」
「薬を飲んでも頭痛が繰り返す」
「ほぼ毎日のように頭痛がある」

という場合は、自己判断で薬を増やし続けるのではなく、医療機関への相談をおすすめします。

緊張型頭痛に整体は効果がある?

緊張型頭痛では、首や肩、後頭部周辺の筋肉の緊張や圧痛が関係することがあります。

そのため、首・肩周辺の状態を確認し、筋肉や関節の動き、姿勢、日常生活での負担などを総合的に評価することは、頭痛への対策を考えるうえで役立つ場合があります。

実際に、緊張型頭痛に対する徒手療法については、痛みの強さや頭痛の頻度を改善する可能性を示した研究があります。ただし、研究によって治療方法や結果にばらつきがあり、効果についてはまだ不確実な部分もあります。

また、2023年のVA/DoD頭痛診療ガイドラインでは、緊張型頭痛や片頭痛などに対する理学療法を「提案する(weak for)」としています。一方、鍼治療・ドライニードリングなどについては、推奨・反対を判断するにはエビデンスが不足しているとされています。

したがって、整体については、

「頭痛を治す」「片頭痛を根本的に治療する」

と断定するのではなく、

「首・肩周辺の筋肉や関節、姿勢など身体的な要因を確認し、緊張型頭痛に関連する負担の軽減を目指す」

という位置づけで考えることが適切です。

たけ鍼灸接骨院で大切にしていること

たけ鍼灸接骨院では、頭痛だけを見るのではなく、

  • 首や肩の筋肉の緊張
  • 首・肩の動き
  • 姿勢や身体の使い方
  • デスクワークなど日常生活での負担
  • 頭痛が起こるタイミングや頻度

などを確認しながら、お身体の状態に合わせた施術を検討します。

特に、肩こりや首の疲れとともに頭痛が起こる方では、首・肩周辺の状態を確認することが重要です。

ただし、片頭痛などの一次性頭痛には医療機関での診断・薬物療法が重要になる場合があります。

整体だけですべての頭痛を解決できるわけではありません。

こんな頭痛には注意しましょう

次のような場合は、整体を受ける前に医療機関への相談をおすすめします。

  • 今まで経験したことのない突然の激しい頭痛
  • 突然発症した非常に強い頭痛
  • 発熱や意識障害を伴う頭痛
  • 手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らないなどの神経症状を伴う
  • 頭をぶつけた後に起こった頭痛
  • いつもと明らかに違う頭痛
  • 頭痛の頻度や強さが急激に変化した

頭痛には、緊張型頭痛や片頭痛以外にもさまざまな原因があります。

「いつもの頭痛だから」と自己判断せず、症状に変化がある場合は医療機関に相談しましょう。

まとめ

緊張型頭痛と片頭痛は、似ているようで特徴が異なります。

緊張型頭痛
→ 締め付けられるような痛み、軽度~中等度、身体を動かしても悪化しにくい

片頭痛
→ ズキズキする痛み、身体を動かすと悪化しやすい、吐き気や光・音への過敏を伴うことがある

という違いがあります。

ただし、症状だけで自己判断するのは難しく、両方の頭痛が同じ人に起こることもあります。

また、片頭痛を単純に「血管が広がる頭痛」、緊張型頭痛を「血管が縮む頭痛」と考えるのは現在の医学的理解として適切ではありません。

頭痛薬を頻繁に使用している方や、首・肩のこりと頭痛が一緒に起こる方は、一度ご自身の頭痛の特徴を整理してみましょう。

たけ鍼灸接骨院では、お身体の状態を確認しながら、頭痛に関連する首・肩周辺の負担や身体の使い方についてもご相談いただけます。

「頭痛薬を飲む回数を少しでも減らしたい」
「肩や首がこると頭痛が起こる」
「自分の頭痛が緊張型なのか片頭痛なのか気になる」

という方は、お気軽にご相談ください。

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住所 : 滋賀県守山市金森町979 ジェラソーレⅠ 101
電話番号 : 077-599-0031


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