マッサージで治らないひどい肩こりの原因とは?深層筋へのアプローチ法
2026/09/27
マッサージで治らないひどい肩こりの原因とは?深層筋へのアプローチ法
肩こり関係の筋肉を解説!!!!!!!!!
「マッサージを受けた直後は楽になるけれど、数日するとまた肩がこる」
「肩を揉んでもらっても、ひどい肩こりがなかなか治らない」
「肩だけでなく、首の付け根や肩甲骨の内側までガチガチになっている」
このような慢性的な肩こりに悩んでいませんか?
肩こりは非常に身近な症状です。厚生労働省の2025年(令和7年)国民生活基礎調査では、肩こりの有訴者率は男性で人口1,000人あたり48.3人、女性で89.2人でした。女性では腰痛に次いで2番目、男性では3番目に多い自覚症状となっています。
では、なぜマッサージを受けても肩こりが「治らない」のでしょうか?
その理由の一つは、肩の表面だけを揉んでも、肩こりに関係する筋肉や関節の状態、日常生活での負担まで変わっていない場合があるからです。
この記事では、肩こりが治らない原因として考えられること、肩こりに関係する筋肉の位置、そして深部の筋肉や肩甲骨の動きを含めたアプローチについて解説します。
肩こりがマッサージで治らないのはなぜ?
マッサージによって筋肉の緊張が和らぎ、一時的に「軽くなった」と感じることはあります。
しかし、その効果が長続きしない場合は、筋肉が硬くなっていることだけが問題ではない可能性があります。
例えば、
- 長時間のデスクワーク
- スマートフォンの使用
- 頭が前に出た姿勢
- 肩甲骨を動かす機会の減少
- 運動不足
- 同じ姿勢を長時間続ける習慣
- 精神的な緊張やストレス
などが重なると、首や肩周辺の筋肉に繰り返し負担がかかります。
また、肩こりのように感じていても、頸椎や肩関節など別の部位の問題が関係しているケースもあります。久留米大学医療センターも、肩こりを訴える疾患として頸椎・頸髄疾患、胸郭出口症候群、肩関節疾患などを挙げています。
そのため、「硬いところを揉めばよい」と考えるのではなく、なぜ肩周辺に負担が集中しているのかを確認することが重要です。
肩こりに関係する筋肉とは?
肩こりというと「僧帽筋」を思い浮かべる方が多いでしょう。
実際、僧帽筋は肩こりに関係する代表的な筋肉です。
しかし、肩こりに関係する筋肉は僧帽筋だけではありません。
1.僧帽筋
僧帽筋は、首の後ろから肩、背中の上部まで広がる大きな筋肉です。
後頭部や頸部から始まり、鎖骨・肩峰・肩甲棘などに付着しています。
肩甲骨を支えたり、肩甲骨を挙上・下制・内転・上方回旋させたりする働きがあります。
特に肩の上部に「盛り上がったような硬さ」を感じる場合、僧帽筋上部線維が関係していることがあります。
2.肩甲挙筋
肩甲挙筋は、首の上部にある第1~4頸椎の横突起から、肩甲骨の上角付近へ伸びる筋肉です。
名前の通り、肩甲骨を引き上げる働きがあります。
首を動かしたときに、首の付け根から肩甲骨の内側上部にかけて張りを感じる場合には、この筋肉も確認する必要があります。
3.菱形筋
菱形筋には、小菱形筋と大菱形筋があります。
肩甲骨と背骨をつなぐ位置にあり、肩甲骨を内側へ引き寄せたり、胸郭上で安定させたりする役割があります。
猫背などで肩甲骨の位置や動きに問題がある場合には、肩甲骨周囲の負担を考えるうえで重要な筋肉です。
4.頭板状筋・頸板状筋
頭板状筋と頸板状筋は、首の後ろにある筋肉です。
僧帽筋より深い位置にあり、頭や首を後ろへ伸ばしたり、回旋させたりする働きがあります。
デスクワークなどで頭が前に出た姿勢が長時間続くと、首の後ろにある筋肉への負担を考える必要があります。
5.棘上筋
棘上筋は肩甲骨の棘上窩から上腕骨へ伸びる筋肉で、肩関節の動きに関係します。
肩こりとして感じていても、肩関節の動きに問題が隠れている場合があるため、肩の痛みや動かしにくさを伴う場合には、単純な「筋肉のコリ」と決めつけないことが大切です。
「深層筋」が肩こりの原因なの?
「表面の筋肉を揉んでも治らないなら、もっと深い筋肉が原因なのでは?」
そう考える方もいるでしょう。
ただし、ここでは注意が必要です。
肩こりの原因を単純に「深層筋」と一つに決めることはできません。
肩こりに関係する筋肉には、僧帽筋のような表層の筋肉だけでなく、頭板状筋・頸板状筋など比較的深い位置にある筋肉や、肩甲挙筋・菱形筋など肩甲骨の動きに関係する筋肉があります。
そのため重要なのは、
「深い筋肉を強く揉むこと」ではなく、「どの筋肉や関節の動きに負担が集中しているのかを確認すること」
です。
深い場所だから強く押せばよい、というわけではありません。
マッサージで治らない肩こりに必要な考え方
慢性的な肩こりの場合、施術だけでなく、日常生活で繰り返される負担にも目を向ける必要があります。
例えば、
① 肩だけでなく首・肩甲骨を確認する
肩こりを感じている場所だけを施術するのではなく、
- 首の動き
- 肩関節の動き
- 肩甲骨の動き
- 胸椎の動き
- 姿勢
などを確認します。
肩甲骨が動きにくくなっている場合、肩周辺の筋肉が代わりに頑張っている可能性があります。
② 表層と深部の筋肉を分けて考える
僧帽筋だけが硬いのか、その下にある筋肉や周囲の筋肉にも緊張があるのかを確認します。
特に僧帽筋と肩甲挙筋は、解剖学的にも異なる筋膜の層に包まれているため、両者を分けて評価することが重要だとする理学療法分野の解説もあります。
③ 「緩める」だけでなく「動かす」
慢性的な首・肩の症状では、手技による施術だけでなく、運動療法を組み合わせる方法も検討されています。
2025年に公表されたCochraneレビューでは、首の痛みに対する徒手療法と運動療法の組み合わせについて、何もしない場合と比較すると痛みや機能の改善がみられる可能性がある一方、偽治療との比較では痛みへの効果が明確ではないなど、エビデンスには限界も示されています。
つまり、「揉めば治る」「深層筋を刺激すれば治る」と単純化するのではなく、施術+身体を適切に動かす習慣という視点が大切です。
たけ鍼灸接骨院で考える「肩こりへのアプローチ」
たけ鍼灸接骨院では、肩こりを感じている場所だけを単純に揉むのではなく、肩こりの状態に合わせて身体の使い方や筋肉の状態を確認することが大切です。
例えば、
- 首や肩の動きを確認する
- 肩甲骨の動きを確認する
- 僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋などの状態を確認する
- 必要に応じて深部にある筋肉も評価する
- 筋肉だけでなく関節の動きも確認する
- 日常生活で肩に負担をかけている動作を確認する
- 施術後の状態に合わせてセルフケアを行う
というように、一人ひとりの状態に合わせて考えていきます。
「肩が凝っているから肩を揉む」という一方向の施術ではなく、肩こりを繰り返している背景まで確認することがポイントです。
こんな肩こりは一度ご相談ください
次のような状態が続いている場合は、単なる筋肉のこりだと自己判断しないことも大切です。
- マッサージを受けてもすぐに肩こりが戻る
- 首から肩、肩甲骨周辺まで強く張っている
- 首を動かすと痛みが出る
- 肩が上げにくい
- 腕や手にしびれがある
- 力が入りにくい
- 頭痛や吐き気を伴う
- 症状が急に強くなった
肩こりの背景には、頸椎疾患や肩関節疾患などが隠れている場合もあります。特にしびれや筋力低下などの神経症状がある場合には、施術を受ける前に医療機関での評価が必要になることがあります。
まとめ|肩こりが治らない原因は「硬い場所」だけとは限りません
マッサージを受けても肩こりが治らない場合、
「もっと強く揉んでもらう」
という方法だけに頼る必要はありません。
肩こりには僧帽筋だけでなく、肩甲挙筋、菱形筋、頭板状筋、頸板状筋、棘上筋など複数の筋肉が関係しています。
さらに、肩甲骨や首の動き、姿勢、運動習慣なども肩周辺への負担に関係します。
そのため、「どこが硬いのか」だけでなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を確認することが、慢性的な肩こりを考えるうえで重要です。
「何度マッサージを受けても肩こりが戻ってしまう」
「肩を揉んでも一時的にしか楽にならない」
「首や肩甲骨までガチガチになっている」
という方は、一度ご自身の肩こりの原因を見直してみましょう。
たけ鍼灸接骨院では、肩こりの場所だけを見るのではなく、首・肩甲骨・背中などの状態を確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を検討しています。
ご予約希望の方はこちら初診の方はお電話お願いします。077-599-0031
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たけ鍼灸接骨院・たけ整体院
住所 : 滋賀県守山市金森町979 ジェラソーレⅠ 101
電話番号 : 077-599-0031
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